ケーブルテレビで後半だけ見た。(なんだよ、それ!)

何度も宣伝があったので、どのような作品かなんとなくわかっていたので、後半のスリリングな展開が飲み込めた。

12年も音信不通だった父親が突如もどってくる。母と兄と弟の3人で穏やかに暮らしていた家族がぎくしゃくした関係になる。

父は息子二人を連れ、無人島に小旅行にでかける。

なにも説明せず横暴に振る舞う父親に反感を募らせる兄弟。そして思わぬ結末へ。

水と空が張りつめた父子の物語をじっと見ている。

もう一度、初めからゆっくり見たい。もうちょっと蘊蓄が言えるように見なくちゃ。

兄役の少年が、ロケ終了後、ロケ地の湖で溺死してしまった、という事実が、一層この映画の気分を切実なものにしている。

コンスタンチン・ラヴロネンコ/父、帰る

¥4,935