前の記事で書き足りなかったことを書く。

グロテスクな自己愛とは、家族愛のことだ。自分の娘、息子を自分の拡張自我として偏愛する姿が美しいわけないだろ!!

自分のガキの写真だけを何の説明もなしに年賀状にしてくる馬鹿!お前だよ。

家族愛は利己的な自己愛の極みなのでキモいのだ。

キャメロン・ディアス演じる母親の不気味さは、ビジュアルでもキモい!!

鏡の前で、いきなり髪をバリカンで刈り上げるシーン!正視できないくらい怖い!落ち武者の亡霊のような顔つきなのだ。これが、「エエ話し」のエピソードとして出てくるのがいたたまれない。

そんな母にほだされる反抗期の長女が嘘くさい。死に行く思春期の病人としては底が浅いんだよ。

そういうところが嫌。この映画。