ソウルの郊外にある「兄弟カルビ」で、プルコギをいただいた。散々肉やさまざまなキムチを食べた後、デザートとして出された一杯の飲み物。

見かけは色の濃いほうじ茶のよう。美しい真っ白な湯飲み茶碗ですすめられた。

ひとくち口に含むと驚きが!なんと爽やかな飲み物だろう!!シナモンの香りとトロリとした甘さが、辛いキムチや、脂っこい肉を食べた後の口に身体に胃の腑に染みわたった。うまい!!!

これがスジャンカとの出会いだ。

缶入りのスジャンカも売っているが、どうも納得がいかない。俺が感激したあのスジャンカが飲みたい!!

何度か(10回以上)作ってみている。なかなか納得がいかないが、いま、まあまあの味わいになる方法を以下に書きとめておく。

シナモンスティック 1本 
しょうが一片(三cmぐらいかけら一個)
蜂蜜 黒砂糖 砂糖 干し柿 4個 抜きぐるみ 松の実

1)水500cc に、シナモン 1本を入れ弱火で20分ぐらい煮出す。
2)水500cc に、しょうがを薄切りし弱火で20分ぐらい似出す。
3)上記二つの煮出し液を混ぜる。
4)蜂蜜、砂糖、黒砂糖などで好みの甘さにする。
5)荒熱がとれたら、干し柿を上記の液体に浸す。
6) 一昼夜、冷蔵庫で冷やす。
7) 柔らかくなった干し柿に抜きぐるみを詰め、くるみごとスライスしてガラスの器などに盛る。
8)干し柿のスライスに液体を注ぎ、松の実を浮かべてすすめる。

柔らかい干し柿とくるみ、松の実の脂肪分、歯ざわりの組み合わせが素晴らしい。

とんかつでもなんでも、肉や魚を食べた後飲むと特にうまい。